フォロワー数が少ないからこそ、伝わる熱量があります
多くの企業が、フォロワー数の多いインフルエンサーにPRを依頼するなか、実際に「購入」や「継続利用」といった成果に結びついているのは、フォロワー5,000人未満の「等身大の発信者」であるケースが少なくありません。
- 数字よりも、語る力。
- 声の大きさよりも、声が届く距離感。
- フォロワー数よりも、エンゲージメントを重視するMetaのアルゴリズムにも合致した設計。
この「共感の熱」を、属人的な施策ではなく「仕組み」として再現可能にする。
それが、私たちのInstagramギフティング施策です。
「届けるべき人」を、感覚ではなく「仕組み」で見つけ出すターゲティング手法
誰に商品を届けるか。これは、施策の成果を左右する最初で最大の分岐点です。だからこそ私たちは、「なんとなく良さそうな人」に頼るのではなく、明確な根拠とロジックに基づいた選定を行います。
単にフォロワー数や見た目のプロフィールだけで判断するのではなく、自社開発のツールとロボットを活用し、段階的かつ戦略的に発信者を抽出しています。
【STEP 1】
まずは、フォロワー数2,000〜5,000人のアカウントに絞ってアプローチを開始します。この層は、フォロワーとの距離感が近く、エンゲージメント率も非常に高いのが特長です。
【STEP 2】
初期フェーズでの反応やデータをもとに、次のステップとしてフォロワー30,000人未満のアカウントまでターゲットを拡大します。
規模が大きくなっても、すべての人が適しているわけではありません。
ブランドとの相性、投稿の温度感、使う言葉の選び方。こうした細かなニュアンスまで確認しながら、「この方ならブランドを正しく伝えてくれる」という発信者を探していきます。
【選定指標】
選定にあたっては、以下のような要素を複合的に分析し、ひとつひとつを丁寧に見ていきます。
- 競合アカウントとの関係性(すでに類似ブランドと関わっているか)
- アカウント全体の世界観
- 投稿ジャンルと自社商品との親和性
- キャプションやコメントで使われる言葉のトーンや文体
フォロワー数や数字だけでは見えない、発信の「熱」や「本気度」を、私たちが見つけにいきます。
成果につなげる、7つのステップ設計
「送って終わり」にしない。
私たちのInstagramギフティングは、単なる「商品提供」で終わる施策ではありません。せっかく届けるのであれば、その投稿がきちんと届き、共感され、誰かの行動や売上につながるように。
そのためには、発信者との関係性を丁寧に育てながら、継続的に価値を生み出す運用フローが欠かせません。
一人ひとりと向き合いながらも、再現性を持って展開できるよう設計された、7つのステップをご紹介します。
ターゲットリストの作成
最初のアプローチ対象は、競合ブランドのフォロワーや関連アカウント、使用ハッシュタグの傾向などをもとに、ロジカルかつ柔軟にリストを構築します。フォロワー数1,000〜5,000人規模のアカウントを中心にピックアップしていきます。

専用アカウントでDM送信
対象者が決まったら、個別アプローチを開始します。一度に大量のDMを送信するとInstagramの仕様上、アカウントが凍結されるリスクもあるため、1日30〜50件を上限に、専用のInstagramアカウントから手動でDMを送信します。
応募意思の確認と反社チェック
InstagramのDMを通じてご連絡をいただいた方には、専用のURLをご案内します。当該WEBサイト上にて、ブランドの概要や投稿ルールなどをご確認いただいたうえで、応募の意思確認を行います。その後、専用の応募フォームにご記入いただきます。
また、応募フォームの送信完了後に、反社会的勢力との関係がないことを確認するための別途フォームへのご記入をお願いします。これらの手続きを同時にご案内した場合、反応率の低下につながる可能性があるため、あえて段階的にご案内します。
LINEステップ配信を利用したオリエンテーション
応募者にはLINE公式アカウントへ登録いただき、オリエン資料をステップ形式で自動配信します。内容は、「どうすれば保存数が伸びるのか」「見る人の心に残る投稿とは何か」といった、投稿の質を高めるヒントから、ブランドとしてお願いしたいルールや注意点までを毎日配信します。
単に「投稿してください」と言うだけではなく、“良い投稿が生まれる仕組み”そのものを提供する。だから、参加者にも「任された」意識が自然と芽生えます。

商品発送と投稿管理
商品をお届けしたら、次は投稿管理です。フィード・ストーリー・リールなど、月に2回以上の投稿をお願いし、内容とタイミングをチェックします。投稿状況はスプレッドシートで一元管理。
投稿がないインフルエンサーには、20日を目安に個別でリマインドを実施し、見逃しや放置を防ぎます。

継続判断と再ギフティング
私たちのギフティング施策は、「1回きりの投稿」で終わらせません。本当に相性の良い発信者と長く関係を築いていくために、初回投稿の反応だけで判断せず、投稿内容・エンゲージメント・サーベイによる自己評価などを丁寧に見ていきます。
アンバサダー選定と二次活用
継続的に熱量のある投稿をしてくれる方には、アンバサダーとしてのご依頼を行います。お願いする内容は、広告用動画の提供、Googleマップの口コミ投稿、Instagramライブの共催など多岐にわたります。
将来的には、座談会やLP用素材の提供、ブランド公式の巻き込み企画への参加などにもつながっていくケースもあります。

成果の「見える化」について
施策の手応えを“感覚”ではなく、“数値”で把握できるよう、明確な効果測定手段をご提案します。
- 専用LPの導線設計
- クーポン使用
- カートシステムのアドコード
ギフティングやSNS運用で、こんな壁にぶつかっていませんか?
- ギフティングをしても継続的な成果が見えない
- PR投稿が「映える」だけで終わってしまう
- フォロワーは増えても、売上やレビューにつながらない
- SNS運用にかける時間やリソースが足りない
- SNSを、信頼と共感が広がる場に変えていきたい
導入の流れとスケジュール
- ヒアリング・課題整理
- アカウント分析と施策プランのご提案
- 秘密保守契約書の締結
- ご契約・運用スケジュールの確定
- ターゲット選定〜DM送信〜ギフティング発送・運用開始
スケジュール目安
・1か月目:アカウント構築・CMS構築、DM準備
・2か月目:リクルートDM送信開始
・3か月目:ギフティング初回発送
・以降:最低3か月継続+アンバサダー選定または契約解除通知。活用フェーズへ
※当社との契約のお約束はありませんが、半年未満では成果が安定しづらいため、1年継続を推奨しています。
必要なツール・環境について
Instagramギフティング施策を円滑に進行するためには、いくつかのツールやシステム環境の整備が必要になります。それぞれのツールが明確な役割を担い、連携しながら“仕組み”として機能することで、施策全体の再現性と安定性が生まれます。
すでにお持ちのツールや環境がある場合は、それらを活用することも可能です。新たに構築が必要な場合も、当社にてご支援いたしますのでご安心ください。
Instagramアカウント
ブランド公式アカウント(任意)
リクルート用アカウント(DM送信用)
LINE公式アカウント
ステップ配信機能を活用し、投稿ルールやスケジュール、ブランドに関する注意事項などを段階的にご案内することで、投稿率の安定化と質の向上につなげます。
Googleスプレッドシート
応募者情報の一元管理
投稿スケジュールや対応履歴の進捗管理
Googleフォーム(アンケートフォーム)
応募受付や必要情報の収集
反社会的勢力との関係がないことへの同意取得
CMS/WordPressなど(説明ページ)
参加希望者に向けて、施策の概要や投稿ルール、応募の流れなどを掲載する説明ページを用意します。
- 既にCMS(WordPress等)がある場合は、そのままご活用いただけます。
- CMS未導入の場合は、レンタルサーバーに新たにCMS環境を構築し、当社にて初期設定を請け負います。
アカウント凍結対策用の携帯回線
Meta社では、携帯電話番号を用いて複数のアカウント情報を紐づけて管理しています。そのため、自社アカウントや当社が支援する他のアカウントが凍結された際に、同一の電話番号を利用していることで巻き添えのリスクが生じる可能性があります。
こうしたリスクを避けるため、アカウント運用にあたっては専用の携帯回線をご契約いただくようお願いしております。
格安SIM(例:楽天モバイルなど)で問題ありませんが、「データ通信のみ」のプランではなく、SMSが受信できる音声通話対応の回線契約が必要です。
ロボット/自動化ツール(スクレイピング・情報収集)
当社が独自に開発したロボットと自動化ツールを使い、発信者リストの作成をするためには、Windowsベースのサーバー環境が必要です。GMOインターネット社などが提供する月額制のWindowsサーバー(ここから確認できます)が安価かつ導入しやすく、おすすめです。
成果測定ツール
施策の効果を正しく判断するためには、何らかの成果測定手段の導入が必要です。カートシステムのコンバージョンデータ、タグ計測ツール、クーポン利用など、企業様によってご利用環境や導入ツールは異なります。
そのため、事前のお打ち合わせで貴社の運用状況や体制をヒアリングさせていただいた上で、最適な測定方法をご提案いたします。
料金プランのご案内
ハンズオン型(支援型)
- 初期構築費用:200,000円(税抜)
- 月額運営費:月商に応じた月額固定費+成果報酬(販売商品の15%)
- 商品代・発送費:実費
- 必要に応じて、素材制作費:1点あたり8,000円前後
【月額費用目安】
対象商品の月の売上規模に応じて、月額費用が異なります。
無理のない範囲でご導入いただけるよう、売上帯ごとに料金テーブルを設定しています。
月商の売上金額 | 月額の費用 |
---|---|
500万円以下 | 30,000円 |
1,000万円以下 | 50,000円 |
5,000万円以下 | 100,000円 |
1億円以下 | 200,000円 |
1億円以上 | 250,000円 |
フルアウトソース型(完全委託)
ターゲット選定〜アンバサダー活用まで一括で対応します。
内容に応じて個別見積もりいたします。
補助金活用もご相談ください
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり補助金 など
初期費用の負担軽減に向けた申請書作成・実施管理のサポートも承ります。
一般的に必要となる費用について
すでに貴社でご用意されている環境やツールがある場合は、それらをそのまま活用することも可能です。
そのうえで、本施策を実施するにあたって、一般的に必要となる費用の目安を以下にご案内いたします。
【固定費】
品目 | 月・SPOT区分 | 価格目安 |
---|---|---|
公式LINE | 月 | 5,000円〜15,000円以内 |
CMS用レンタルサーバー | 月 | 1,000円前後 |
ロボット稼働用レンタルサーバー | 月 | 1,500円前後 |
専用携帯電話の利用料金 | 月 | 1,000円前後 |
当社への委託費用 | 月 | 30,000円〜 |
【変動費】
品目 | 価格目安 |
---|---|
商品原価 | ー |
商品配送料 | 御社契約運賃による |
当社への成果報酬費用 | 販売商品の15% |
お客様の対応範囲について
以下の項目については、お客様でのご対応をお願いしております。
- 商品発送に関するスケジュール進行、手配
- モニター、アンバサダーを含むお客様からの質問などCS業務
無料診断からスタートできます
「うちの商品、インスタで本当に売れるの?」
「ギフティングって、効果あるの?」
そんな疑問にも、正直にお答えします。合わないと判断した場合は、はっきりとその理由をご説明いたします。まずはお気軽に、無料診断をご利用ください。
こちらから分析レポートサンプルをご確認いただけます。

最後に。ブランドの「伝え手」を、仕組みで育てる
私たちが目指しているのは、一度きりのPRではなく、ブランドの世界観を“信頼”と“共感”で広げてくれる「伝え手」を増やしていくことです。
SNSは、ただの広告媒体ではありません。
人と人の関係性がブランドに宿る場所です。
その信頼を、仕組みとして積み重ねていくことこそ、選ばれ続けるブランドの力になります。貴社ならではの価値を、生活者のリアルな言葉で届ける仕組み、一緒に育てていきませんか?
ご興味がある場合は以下のお問い合わせからご連絡ください。